「昆布水つけ麺」という言葉を、最近よくお見かけするようになりました。昆布を水出しして旨みを引き出した「昆布水」に、ゆでた麺を浸して味わうつけ麺の総称です。
水で締めた麺をそのまま盛る一般的なつけ麺とは違い、麺はとろりとした昆布水をまとって運ばれてきます。このひと手間で、麺ののど越しはぐっとなめらかになります。
つけ汁につける前から、麺と昆布水だけで箸が進む。麺そのものの旨みをじっくり楽しめる一杯です。
ふつうのつけ麺と、どこが違うのか
違いは、麺がまとっているものです。一般的なつけ麺は、ゆでた麺を水で締めてそのまま盛ります。昆布水つけ麺は、その麺を昆布水に浸した状態で出します。
だから、つけ汁につけなくてもおいしい。小麦の香りや甘み、コシが、そのまま伝わってきます。麺の出来がそのまま味に出る、ごまかしのきかないスタイルともいえます。

熊谷で味わえる、KUMAGAYA RAMEN STANDの一杯
熊谷で昆布水つけ麺を味わえる店の一つが、KUMAGAYA RAMEN STANDです。明るい店内で、素材の旨みを丁寧に引き出した一杯を出しています。
店主は秩父の出身。本庄常勝軒、本庄大勝軒で腕を磨き、東池袋大勝軒のつけ麺文化を受け継ぐ作り手が、いまの時代らしい昆布水つけ麺を手がけています。

麺の美しさ、昆布水と塩だけで味わったときの小麦の旨み、軽やかなのにコクのある醤油だれ、やわらかなワンタン。こうした一つひとつが好評で、レモン昆布水つけ麺のような限定メニューも楽しめます。
美味しい食べ方
1. まずは、麺と昆布水だけで
小麦の甘みと昆布の旨みを、そのまま味わいます。塩をひとつまみ、レモンを少し搾ると、味の輪郭がぐっと立ちます。
2. 次に、つけ汁へ
麺にまとった昆布水が少しずつつけ汁に溶けていき、後半に向かって味わいが深まっていきます。
3. 締めは、スープ割り
残った昆布水をつけ汁に注げば、昆布の旨みがもう一段重なります。
ここまで楽しんで、はじめて昆布水つけ麺だと思います。
醤油と塩、どちらから試すか
通販では、醤油と塩の2種類をご用意しています。
麺屋こうじ商店街では、KUMAGAYA RAMEN STANDの昆布水つけ麺をお取り寄せいただけます。まずは、麺と昆布水だけで手繰る最初の一口から。


